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優しい経営者ほど値上げが怖い|「悪いことをしている気がする」心理の正体

  • web6788
  • 2 時間前
  • 読了時間: 3分

“価値が伝わる会社”にするための、仕組みと基準の整え方


このラボは、売り方のテクニックではなく、「選ばれる理由」を言語化し、再現できる状態にするためのブランディングを、経営の現場に落とし込む形で扱います。

値上げ(価格転嫁)も、その延長線上にあります。強気になる話ではなく、“説明が揃う状態”をつくる話です。


くまでん デザイン経営

はじめに:

値上げが“悪”に感じるのは、誠実さの裏返し


値上げを考えるとき、「必要だと分かっているのに、気持ちが追いつかない」ことがあります。

それは能力の問題ではありません。顧客との関係や仕事への誠実さを大切にしてきた経営者ほど、値上げを“悪いこと”のように感じてしまう場面があります。

この記事では、この心理を分解して、A1(根拠設計)や P1(価値の再定義)に進みやすくするための下準備をします。



1. 値上げの怖さの中心は

「断られる」ことより「関係が壊れる」こと


多くの場合、値上げの怖さは「断られる」よりも、関係が壊れることへの不安が中心です。


・迷惑をかけたと思われたくない

・今までの信頼を崩したくない

・相手の事情も分かるので、言いづらい


この“優しさ”は長所です。ただ、長所がそのまま価格の説明を曖昧にすると、結果として利益が削られ、品質維持が難しくなります。



2. 値上げが悪に感じるとき、起きやすい3つの思考


値上げが悪に感じるとき、頭の中では次のような思考が起きやすいです。


・(思考1)相手に負担をかける=悪いこと、という思い込み
・(思考2)価格の話=お金の話で品がない、という遠慮
・(思考3)説明の軸がないので、結局“お願い”に感じてしまう

ポイントは(思考3)です。説明の軸がないと、値上げは「正当な説明」ではなく「お願い」に見えやすい。だから罪悪感が強くなります。



3. 罪悪感を減らす鍵は「根拠を揃えること」


罪悪感を減らすために必要なのは、気合いではありません。

根拠が揃う状態をつくることです。

A1で扱う「価値・条件・基準」を揃えると、値上げは“勝負”ではなく“説明”に寄ります。説明に寄るほど、心理的な負担は軽くなりやすいです。

もし言葉が揃わない・線が引けないと感じるなら自然です。

詰まりポイントから整理していく方法もあります。



まとめ:優しさを守ったまま、説明の一貫性をつくる


値上げの怖さは、誠実さや関係性の重視から生まれることがあります。

だからこそ、優しさを“諦める”必要はありません。

価値と根拠を揃え、説明の一貫性をつくる。その方が、顧客にとっても誠実です。


Branding Point(今回のブランディング視点)


このテーマは「売り方」ではなく、価値がブレないように“基準(判断・説明)”を整えるブランディング実務です。基準が揃うほど、価格や条件の説明が「お願い」ではなく「納得」に寄りやすくなります。



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P1:価値の再定義(柱)|価格の前に整える「選ばれる理由」
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·A4:価格で比べられる構造をほどく(相見積もりの正体)



 
 
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